【マニラ=ENI・CJC】フィリピン合同キリスト教会のエリジエ・パスクア議長は、フィリピン西部パラワン島の鉱山開発に参入を図る巨大企業に反対して会社入り口で運動をしていたラウル・ドミンゴ牧師が8月20日に銃撃された事件の徹底調査をグロリア・アロヨ・マカパガル政権に要求している。ドミンゴ牧師は9月4日に病院で死去した、と言う。
「銃撃は私たちの教会の活動家迫害の一端だ」と、パスクア議長はENI通信に語った。パスクア議長は、ドミンゴ牧師が武装組織『バゴン・アリャンサン・マカバヤン』と人権用語団体『カラパタン』の指導者でもあることを明らかにした。□