【CJC=東京】前ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の最期の言葉は、息を引き取る6時間前の「父なる神の家に行かせてほしい」だった…。故教皇が死去した当時、最期の言葉は「アーメン」だったと報じられた。
バチカン(ローマ教皇庁)の出版部門が9月17日、故教皇が今年1月31日に流感で体調を崩し、接見を中止してから4月2日に死去するまでの詳細な様子を220ページにまとめた記録を、近く出版すると発表したが、その中で明らかにされたもの。
故教皇の前任者ヨハネ・パウロ一世が1978年に在任わずか33日で死去したため、死因をめぐって様々な憶測が流れたこともあり、今回の異例の早期記録発表になったと見られる。□