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モスクワ総主教がピョンヤンの会堂建設を称賛

 【CJC=東京】ロシア正教会の最高指導者アレキシー二世総主教は9月6日、モスクワ駐在のパク・ウイチュン大使らと会見、北朝鮮の首都ピョンヤンに新たに建設される正教会会堂『聖三位一体聖堂』(貞栢寺院)を、「ロシアと北朝鮮の架け橋」だと評価した。
 ノーボスチ通信によると、代表団はクレムリンの『聖母昇天聖堂』で行われたミサに参列した。北朝鮮のフョードル・キム輔祭も司式に加わった。
 ピョンヤンの会堂建設は2003年に始まり、当初は昨夏完成と伝えられていたが、来年完成すると見られている。アレキシー二世は、朝鮮人神学生をロシアで教育する用意がある、と語った。
 現在、モスクワ神学校(校長エウゲニー・ベレースキー大主教)を卒業した輔祭2人が北朝鮮最初で唯一の教区運営にあたっている。ロシア大使館とロシア人墓地でミサを行っている。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005-09-19T21:06:45+09:00