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ロシア文学研究所でバッハ直筆の楽譜発見

 【CJC=東京】共同通信によると、ロシアの複数メディアは9月29日、ドイツの作曲家ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685〜1750)の今まで知られていなかった直筆の楽譜が、サンクトペテルブルクのロシア文学研究所で見つかったと報じた。
 『イズベスチヤ』紙(電子版)によると、声楽とオーボエの両パートからなるとされていた『カンタータ199番』のバイオリンのパート譜が見かった。
 199番はソプラノ独唱の教会カンタータ。「わが心は血の海に漂い」という歌い出しで、絶望の極みに十字架の意味を悟り、救われていくという内容。
 作品はドイツで10月に開かれるバッハ音楽祭で演奏される。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005-10-12T00:17:09+09:00