【ニューデリー=ENI・CJC】インド東北部メガラヤ州で9月末に発生した学生デモに警察が発砲、死者10人、負傷者多数を出したことで、キリスト教各派指導者が相次ぎ抗議の声明を発表、警察の本格調査を求めている。北東インド・バプテスト教会協議会のヌグルカン・パウ総幹事は10月3日、「ショックを受けた。非武装の学生に発砲するのは言語道断。学生たちは皆私たちバプテストだ」と語った。パウ氏は、公教育制度の変更に反対してガロ地区で行われたデモ行進に集まった学生たちが、行進が禁止された後に学生の何人かが警察に投石したと言う。
メガラヤ州政府は射殺された学生の家族に1人10万ルピー(約50万円)補償する、と発表した。□