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2010年に「合同大会」ならず、ルーテル派と改革派

 【エビアン(仏)=ENI・CJC】世界改革教会連盟(WARC)はエビアンで10月7日から15日の日程で年次常議員会議を開催した。クリフトン・カークパトリック議長は13日、「私たちはルーテル世界連盟(LWF)が将来エキュメニカル(教会一致を目指す)集会を期待しつつも、2010年にシュツットガルトで行う大会を独自に進めることにした、と知って深く失望している」と語った。
 改革派とルーテル派の歴史は、ヨーロッパの『宗教改革』にさかのぼるが、教義上の問題からそれぞれの道を歩んでいる。カークパトリック氏とセトリ・ニョミ総幹事はこの9月に、教憲などに触れる問題は別として、両派が次期大会を同じ場所で開催することを提案、「私たちは、WARCとLWFが、最終的なことではなく、教会一致へ関わるしるしとして、大会を同じ場所で開くことは稀な機会と信じている」と指摘していた。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005-10-17T23:06:21+09:00