【CJC=東京】10月24日に92歳で死去した米公民権運動活動家ローザ・パークスさんの葬儀が11月2日、晩年を過ごしたミシガン州デトロイトの『グレーター・グレース・テンプル』で行われ、4000人を超える参列者が別れを告げた。
夜明け前から教会の前に長い列ができ、参列者はパークスさんのひつぎに祈りをささげた。葬儀は11時に始まり、7時間かかったという。遺体は市内の墓地に埋葬された。
パークスさんは1955年、アラバマ州モントゴメリーで、バスの席を白人に譲らなかったことで逮捕、収監された。これが公民権運動の発端となった。□