【ニューヨーク=ENI・CJC】米合同メソジスト教会のイレーネ・エリザベス(ベス)・ストラウド牧師(35)は、同派最高審判機関である教規委員会が10月31日、同性愛者の聖職認可証剥奪という原決定を支持したのを受け、派内に留まり、変革に努めると語った。
同牧師はペンシルベニア州ジャーマンタウンで牧会していたが、2003年4月、女性の同伴者と関係を維持していることを公表したことから、公然同性愛者を聖職に叙階、任命することを禁じた教規違反に問われていたもの。
04年12月、同牧師は告発され、聖職認可証の返却を求められたが、同派北東上訴審判委員会が今年4月29日、認可証返却の要求は誤りだったと判定、返却命令を無効としたことから教規委員会に持ち込まれていた。□