【CJC=東京】ロイター通信によると、米北東部ペンシルベニア州南部の町ドーバーで11月8日、教育委員会選挙で「インテリジェント・デザイン」と呼ばれる「創造論」を支持する8人が落選したことを、米キリスト教保守派の指導者パット・ロバートソン牧師(75)が10日、町が「神」を拒絶したと批判、「神が怒りを下すだろう」と語った。
ロバートソン氏は1998年、フロリダ州オーランド市が同性愛者団体の活動を許可したことを批判し、同市にハリケーンや地震、テロ攻撃などの災害が発生すると警告した。今夏には、ベネズエラのチャベス大統領を、「北米全体に共産主義とイスラム教過激思想を浸透させようとしている」と非難して反発を招き、発言を一部修正するなど、過激な発言でこれまでも物議を醸している。□