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アジアのキリスト教指導者フェリシアノ・カリノ氏死去

 【香港=ENI・CJC】『アジア・キリスト教協議会』(CCA)の総幹事を1996年から2000年まで務めたフィリピンのフェリシアノ・カリノ氏が11月17日、香港で死去した。70歳。
 フィリピン合同教会に属し、1957年『学生キリスト教運動』(SCM)書記となり、58年から60年まで議長を務めた。マニラの『フィリピン・キリスト教大学』でキリスト教倫理と哲学を教えた。88年から95年までフィリピンの教会協議会総幹事。73年から77年まで、世界学生キリスト者連盟(WSCF)総幹事。75年に米プリンストン神学校から論文「神学、近代化、イデオロギーの政治=現代アジア政治の研究」で博士号を取得した。
 カリノ総幹事の後を継いだ安載雄氏は、カリノ氏を有能なエキュメニカル(教会一致を目指す)指導者、高潔な人格者だった、と評価した。遺族はテレサ夫人、令嬢モニカさん。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005-11-28T23:48:37+09:00