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グアンタナモ基地の囚人処遇にカトリック修道女も抗議

 【CJC=東京】キューバから租借して米国が配置しているグアンタナモ基地で、テロ関連容疑で逮捕収監されている「囚人」の処遇が不当であるとして、基地周辺で抗議行動が行われている。
 抗議にはカトリック修道女も参加している。聖心会のアン・モンゴメリー修道女は、拘束されている「囚人」に「吐き気を催す」拷問が加えられていることへの抗議だ、と言い、屈辱的な行為を加えたり、睡眠を許さない、またむち打ちも行われている、と12月13日、キューバから電話でCNS通信に伝えて来た。
 拷問は「情報を得るための方法ではない。苦痛を逃れようとして、何でも言うことになり、世界中に、より多くのテロを引き起こすことになる」と、言う。
 拘束されているのは2001年9月11日の同時多発テロ事件以後にアフガニスタンで逮捕された人がほとんどという。
 「私たちは、皆が潔白だとは言っていない」と、モンゴメリー修道女は、被拘束者が「ちょうど私たちの軍人が他国で投獄された場合と同様の公正な裁判」を受けるべきなのだ、と付け加えた。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005-12-21T01:47:13+09:00