【CJC=東京】米国のキリスト教抑圧監視団体『中国援助協会』は、中国河南省で『家の教会』指導者29人が12月12日に逮捕されたことを明らかにした。
目撃者の話によると、同日午後3時に警察車両8台に分乗した警察官40人が、新蔡(シンツザイ)県頓崗(ドゥンガン)で河南省と安徽省の指導者約100人が会合していた所を急襲した。
指導者たちは、エイズにかかった農民多数を『家の教会』が援助出来るか検討していたという。現地は「エイズ被災地」として有名。農民の多くが売血した際に感染している。
居合わせた牧師によると、警察官は家宅捜索令状を示し、会合が「不法な宗教的集会」だ、と述べた。逮捕された29人の中には有力な『家の教会』である『中華福音団』創設者の申義平牧師や会合を主宰した楊華民(ヤン・フアミン)氏も含まれている。□