【CJC=東京】ソウル紙『朝鮮日報』によると、麻浦警察署は1月6日、兵役入隊通知書を受け取ったものの宗教的信念を理由に入隊を拒否した容疑でアン某容疑者の身柄を拘束した。
2005年12月26日には国家人権委員会が宗教的、思想的信念による兵役拒否の認定と代替服務制度の導入を勧告している。
アン容疑者は同日、麻浦警察署で行われた記者会見で「私が信仰する聖書は『戦争を練習してはならない』と教えており、これに対する確固たる信念で入隊を拒否した」と述べた。
ソウル西部地方裁判所の李錫雄(イ・ソクウン)判事は「兵役拒否者は例外なく実刑が言い渡されるため、身柄を拘束するのが原則」とし、「人権委員会の決定は知っているが、慣例に従って逮捕状を交付した」と述べた。□