教界ニュース

ニュースを友達にも教える

米テレビ伝道者パット・ロバートソン氏がまた問題発言

 【CJC=東京】イスラエルのアリエル・シャロン首相が血栓症などで1月4日入院したが、米のテレビ伝道者パット・ロバートソン氏が自ら運営するケーブル・テレビ番組『700クラブ』で、首相の病状について聖書ヨエル書を引用して「イスラエルがガザ地区の入植地を撤退したことに神の罰が下ったのだろう」と発言した。
 番組放送直後から、この発言に反対する声が米国内に高まり、米政府もただちに発言には同意しない旨の姿勢を明らかにした。南部バプテスト連盟のリチャード・ランド氏ら福音派指導者からも批判の声が上がった。
 イスラエル観光局も、ロバートソン氏がガリラヤ湖畔に建設予定のキリスト教パークへの協力撤回を決めた。
 これらの情勢を受けてか、ロバートソン氏はシャロン首相の子息オムリ氏宛に書簡を送り謝罪したことが明らかになった。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-01-17T02:00:10+09:00