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教皇、改革派教会代表団と会見

 【ジュネーブ=ENI・CJC】教皇ベネディクト十六世は1月7日、バチカンで世界改革教会連盟(WARC)代表団と会見した際、両者間の対話を、16世紀の「宗教改革」に溯るキリスト者の間の「悲惨な分裂」を乗り越える助けになるとして歓迎する意向を示した。
 WARC代表団はクリフトン・カークパトリック議長(牧師、米長老教会大会副議長)が団長。
 カークパトリック議長は、教皇との会談で、一致に向かってさらなる前進を期待する、として「私たちの過去の相互非難を超えて、本当に、イエス・キリストの一つの体の一部として尊敬し合い、諸国での抑制を懸念せずに、共に神に仕え、主の食卓に集まるために、まだ為すべきことは多い」と、カークパトリック氏は語った。また、同氏は社会正義の問題での共働を促した。
 WARCのセトリ・ニョミ総幹事は会見後、「今回の訪問は、キリスト教一致、また他のキリスト教世界共同体と共に、世界をさらに正義の共同体に変えるために働くことに関するWARCの関わりの重要なシンボルであった」と述べている。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-01-17T02:02:39+09:00