【エルサレム=ENI・CJC】イスラエル政府観光局は、米国のテレビ伝道者パット・ロバートソン氏との提携を継続する意向を示した。
アリエル・シャロンイスラエル首相の病気はガザ地区からの入植地撤退への神の応報だと同氏が自らのテレビ番組「700クラブ」で示唆ことに反発、ガリラヤ湖畔で同氏が計画していたキリスト教公園への協力を撤回したが、同氏の謝罪表明を受けて姿勢を転換したもの。
ロバートソン氏のキリスト教公園建設計画は、総工費5000万ドル(約55億円)。聖地巡礼100万人が入園、地域経済が15億ドル(約23億円)うるおうと予想されていた。敷地内には露天の会堂やイエスに関係のある場所への道も計画されていた。□