【CJC=東京】トルコ北東部のトラブゾンで2月5日に殺害されたローマ教区司祭、アンドレア・サントーロ神父が死の数日前に教皇ベネディクト十六世に宛てて記した手紙が、バチカン機関紙「オッセルバトーレ・ロマーノ」(2月9日付)に掲載された。
教皇はこの手紙を事件の2日後に受け取り、8日の一般接見で手紙について言及している。
手紙は1月31日付で、サントーロ神父とグルジア出身の3人の女性信者によって書かれている。
内容は宣教司祭としてアナトリア教区に来て5年になった神父が、同地にいるグルジア人の窮状を訴え、教皇がトルコを訪問する際にはトラブゾンを訪れるよう願っている。□