【ポルトアレグレ(ブラジル)=ENI・CJC】世界教会協議会(WCC)はブラジル南部のポルトアレグレで2月14日から第9回大会を開催していたが23日閉幕した。
WCC中央委議長には、カトリコス・アラム一世(アルメニア使徒教会)の後任としてブラジル・ルーテル信条福音教会議長の神学者ワルター・アルトマン牧師が最終日に選出された。
アルトマン氏は1944年、ポルトアレグレ生まれ。ブラジル南部サンレオポルド、ブエノスアイレス、ハンブルグなどで神学を学び、1972年、「カール・ラーナーの伝統理解」によって神学博士号を取得した。マルチン・ルター、ラテンアメリカの解放の神学、教会一致などが専門。□