教界ニュース

ニュースを友達にも教える

WCC中央委員150人選出

 【ポルトアレグレ(ブラジル)=ENI・CJC】世界教会協議会(WCC)第9回大会は2月22日、議長に次の8人を選出した。それぞれ世界各地から、またギリシャ正教会、東方正統教会から選ばれている。
 ▽サイモン・ドッソウ(アフリカ=ベニン・メソジスト教会牧師)、▽オフェリア・オルテガ(カリブ海とラテンアメリカ=キューバ・長老改革教会牧師)、▽メアリー・タンナー(欧州=英国国教会)、▽バーニス・パウエル・ジャクソン(北米=米合同キリスト教会牧師)、▽ジョン・タロアヌイ・ドゥーム(太平洋=仏領ポリネシア・マオヒ・プロテスタント教会)、▽アナスタシオス(ギリシャ正教会=アルバニア自立正教会大主教)、▽アブネ・パウロス(東方正統教会=エチオピア正教会総主教)。
 ガーナ長老教会のエドワード・オフォリ代表が、ドッソウ氏の指名は民主的でないとの抗議があり、また議長候補が高齢過ぎるとの抗議が出されたが、いずれも受け入れられなかった。
 大会はまた23日、中央委員150人を選出した。中央委員会はWCCでは理事会に相当する。ただ候補者選定の際に18歳から30歳までの若手が少ないとの抗議が出て、その調整のため予定より3日遅れの選出となった。
 中央委の構成は男性87人(58%)、女性63人(42%)、聖職(教役者)97人(65%)、一般信徒 53人(35%)、青年22人(15%)、先住民6人(4%)、しょうがい者1人。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-02-27T22:33:02+09:00