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強制労働13年のスン・ユアン・モ司教死去

 【北京=ZENIT・CJC】バチカン(ローマ教皇庁)のフィデス通信によると、中国山西省臨汾教区のスン・ユアン・モ司教が長年にわたる闘病の後2月23日死去した。85歳。28日に行われた葬儀には、厳寒で雪の中2000人以上の司教、司祭、信徒が参列した。
 同司教は1920年11月7日、洪洞県状元生まれ。48年司祭に叙階された。
 1966年から76年の文化大革命時代に、洪洞教区に戻り司牧に当たったが、逮捕され再教育のため13年の強制労働を科せられた。釈放後は、司牧を再開、司教叙階、始め補佐司教だったが91年から司教に着座した。同教区は司祭36人、修道女60人、信徒3万人。□

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