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ナザレの教会「襲撃者」が謝る

 【CJC=東京】イスラエル北部ナザレのカトリック教会で3月3日、花火を投げて暴動の引き金となったイスラエルの夫妻が自責の念を表明した。
 花火を投げたハイム・エリアフ・ハビビ(44)は、キリスト者やイスラム教徒を憎んでいた訳ではないとし、政治的なことではなく、子どもの養育問題に関心をひくことがねらいだった、と言う。
 3人は、土曜日にイスラエル北部ティベリアスの裁判所に出廷した。「私はイスラム教徒にもキリスト者にも反対しているわけではない。子どもを取り戻したいだけだった」として、ハビビ夫人も「本当に申し訳ない。誰かに反対しているわけではない。許してほしい」と語った。夫妻の子ども3人が保育施設に入れられている、とも言う。
 イスラエルのメディアは、夫人がキリスト者だと報じたが、警察発表とは矛盾している。夫妻は、拘置15日の処分を受けた。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-03-14T00:56:11+09:00