【CJC=東京】米長老教会(PCUSA)は2006年度から08年度に掛けて宣教予算の915万ドル(約10億7000万円)削減を迫られており、全米スタッフ600人の4分の1をレイオフする、と総会評議会(GAC)が3月14日発表した。殆どがケンタッキー州ルイビルの本部職員だという。
予算総額は1億1390万ドル(約133億2600万円)。4月26〜29日に開催する総会評議会で決定される。
財政難は加盟教会からの負担金が減少しているため。同派は長老系各派の中では神学的にはもっとも自由系とされており、公称240万人の会員も実際には相当目減りしているとの見方もある。事実ここ10年は会員数は横ばいか減少続きだった。□