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カンタベリー大主教、今秋に教皇と会見へ

 【ロンドン=ZENIT・CJC】英国国教会(聖公会)の最高指導者ローワン・ウイリアムズ・カンタベリー大主教が今秋、教皇ベネディクト十六世と会見のためローマ訪問を計画している、と『アングリカン・コミュニオン・ニュースサービス』が報じた。
 訪問は、1966年、当時のマイケル・ラムゼー大主教が教皇パウロ六世と会見、またローマに『アングリカン・センター』設置して40周年を記念するものとなろう。
 ウイリアムズ大主教は2003年秋、故教皇ヨハネ・パウロ二世と会見、また同教皇の葬儀にも列席、現教皇ベネディクト十六世の着座式にも列席、その際に短時間ではあるが会見している。
 ウイリアムズ大主教は「40年前のバチカン訪問は歴史的、画期的なものだった。双方が友愛の挨拶を交わし、聖公会共同体とローマ・カトリック教会との間の『新たな友好的な雰囲気』を神に感謝した。私の今秋の訪問は、その訪問の豊かな伝統も継続し、この40年間に達成して来たこと、と今後の関係を見直す機会となろう」と語った。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-03-27T23:40:17+09:00