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イスラム教との対話も枢機卿会議の課題に

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、着座以来最初の枢機卿会議を控え、3月23日「考察と祈り」の集いを持ち、枢機卿に対し、教会が直面する特に重要な3課題を上げ判断を求めた。聖座(バチカン)が公表したコミュニケで明らかになった。
 「引退司教の立場、特にマルセル・ルフェーブル大司教によって提起された問題、第二バチカン公会議が意図した典礼改革、そして最後に教会とイスラム教との対話にからむ問題」とされている。
 「考察と祈り」は、午前と午後の2回開催された。枢機卿会議の長、アンジェロ・ソダノ枢機卿の司会で始まった午前の話し合いでは、引退司教についてジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿が、ルフェーブル派の問題についてはダリオ・カストリオン・ホヨス枢機卿が進行役を務め、これらについて20人の枢機卿が意見を述べた。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-03-27T23:41:13+09:00