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ヨハネ・パウロ二世没後1年、バチカンで追悼集会

 【CJC=東京】前ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の没後1年にあたる4月2日、バチカンのサンピエトロ広場で徹夜の追悼集会が行われ、世界各地から約10万人以上の信徒が集まった。
 ヨハネ・パウロ二世が公の前に最後に姿を見せたのは、ちょうど1年前の3月30日。翌31日夜から教皇の体調は急激に悪化、泌尿器系の強い炎症により高熱に襲われた。4月1日には心臓・腎臓・呼吸器機能も低下。2日に再び高熱に見舞われ、同日21時37分、84歳で死去した。
 追悼集会に集まった中で1万人前後は前教皇の出身国ポーランドからの参加者。前教皇の出身地である同国クラクフでも追悼行事が行われた。
 ヨハネ・パウロ二世の列聖については昨年5月、手続きが開始された。通常なら没後5年間の待機期間が置かれる。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-04-05T23:41:36+09:00