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水ではなく氷の上をキリストは歩いた!?

 【CJC=東京】新約聖書の中に記されているイエス・キリストがガリラヤ湖で水の上を歩いた場面を合理的に説明しようとする試みがまた一つ登場した。米マイアミ州立大の海洋学者ドロン・ノフ教授が、当時湖周辺の気候は寒冷化しており、「イエスは水上に浮かぶ氷の上を歩いたのでは」という見解を専門誌『古陸水学ジャーナル』最新号に発表した。
 地中海の表面温度の推移や統計モデルに基づき、当時のガリラヤ湖の状態を推測したところ2600年前から1500年前にかけて一帯の気候が寒冷化したため、湖西岸付近の表面が凍結していた可能性があるという。
 教授は14年前、旧約聖書に登場する預言者モーゼがエジプトを脱出する際に紅海の水が割れて道が出来たとされる「奇跡」についても、「風と海水の状況によって起きた自然現象」とする説を発表している。

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-04-13T22:32:38+09:00