【エルサレム=ENI・CJC】教皇ベネディクト十六世が2007年に聖地を訪問する可能性が出て来た。シモン・ペレス元首相が4月6日バチカン(ローマ教皇庁)で教皇ベネディクト十六世との会見の後に明らかにしたもの。
40分にわたる会見で、ペレス氏は教皇を聖地訪問へ招待するエフード・オルメルト暫定首相の書簡を手渡した。「私は、教皇がイスラエル政府とイスラエル市民に歓迎されると述べ、教皇は来年前半に訪問の可能性を示唆した」と、ペレス氏は会見後の記者会見で語った。
バチカンは、招待があったことを確認したものの、訪問実現に関してはコメントしていない。