【CJC=東京】7月3〜4日に、各国から高位聖職者が参加してモスクワで世界宗教者会議を開催されることになった。ロシア正教会の最高指導者アレクシー二世総主教が4月19日、ウラジミル・プーチン大統領に伝えた、とインターファクス通信が報じた。
カトリック教会から枢機卿6人、英国国教会(聖公会)のカンタベリー大主教、イスラム教指導者やユダヤ教の最高ラビなどが出席するという。
会議は、ロシア初の主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)直前に開かれることになる。アレクシー二世は「宗教を装って人々を分裂させる動きや、テロ、暴力に反対し、生命の倫理と家庭を強化するために協力することを広く知ってほしい」と述べ、会議を通じサミット首脳に平和への取り組みを促す考えを示した。□