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「ダ・ヴィンチ・コード」に断り書き入れぬ、とハワード監督

 【CJC=東京】5月後半に全世界で公開予定の映画「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード監督が、映画にフィクションであることを示す断り書きを付ける必要はないという姿勢を5月9日明らかにした。
 映画の原作、ダン・ブラウン著のミステリー小説「ダ・ヴィンチ・コード」で、カトリック教会で属人区として認められている宣教会『オプス・デイ』がイエス・キリストに関する真実を覆い隠すため殺人を企てる秘密組織として描かれている。『オプス・デイ』は映画公開に先立ち、内容が事実に基づいたものではない、との断り書きを付けるよう、この4月に同映画の配給会社ソニー・ピクチャーズに要請していた。
 ハワード監督は、映画化であらためて論議を呼んだことは認めたものの、「映画はフィクションであり、登場人物は小説にある陰謀説の影響を受けて描かれている。これは神学でも歴史でもない。スパイ・スリラーにただし書きは不要だ」と言う。

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-05-23T01:46:12+09:00