【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は5月18日、ロシア正教会の諸教会対話責任者、スモレンスク=カリニングラードのキリル府主教と会見した。
今回の同府主教のイタリア訪問は、ローマ市内ヴィラ・アバメレクに建てられた『アレクサンドリアの聖カタリナ教会』の祝別を目的としたもの。ローマで初めてのロシア正教会の聖堂となる。
同日夜の記念コンサートでは、バチカン(ローマ教皇庁)正義と平和評議会元議長ロジェ・エチガライ枢機卿が教皇の名で挨拶、キリル府主教もこれに答えて共に祈ることと対話・協力の大切さを強調した。