【ニューヨーク=ENI・CJC】米国のキリスト教、ユダヤ教、イスラム教指導者は、連邦政府に「例外」なしにいかなる場合にも、拷問を行わない、と宣言するよう呼び掛けた。「拷問は、あらゆる宗教がその最高の理想として重んじる人間の基本的な尊厳に反する」という声明を、指導者たちは6月13日付けのニューヨーク・タイムズ紙に有料広告として掲載した。
この広告は、直接であれ間接であれ、また国内外を問わず米国による拷問の即時停止のために働く「拷問に反対する全国宗教キャンペーン」の一環として出された。
キャンペーン・グループは、イラク、アフガニスタンとキューバのグアンタナモに置かれた米国の拘留センターで人権抑圧が行われている、との主張に応じて結成された。