【CJC=東京】米連邦下院は6月12日、中国カトリック教会の内部問題に干渉しているとして中国政府を非難する決議「H・R・804」を採択した。カトリック・ニュースが報じた。
決議は中国天主教(カトリック)愛国会が、ジョセフ・マ・インリン司祭とジョセフ・リュウ・シンホン司祭を強制的に司教に叙階したことを非難するもの。また中国で宗教迫害が増加していることを非難する決議と1989年の天安門広場事件に関する決議も採択された。
「文明的で民主的な政府に自明なことが中国指導部には悲しくもしばしば失われる」とトム・ラントス下院議員(民主党、カリフォルニア州)は語った。