【CJC=東京】カトリック系UCAN通信によると、中国の宗教学者が英国を訪問、グローバル化している世界における信仰の役割と機能について英国の学者と討論した。
中国天主教会(カトリック)北京教区のペテロ・ザオ・ジャンミン神父(キリスト教文化研究所長)が団長のこの訪問団は総勢4人。5月10日から20日までバーミンガム、ケンブリッジ、リヴァプール、ロンドンを回った。カトリック教会や英国国教会も訪問した。
ザオ神父は、今回の訪問が世界情勢に関する中国教会と神学者とのアカデミックな対話に貢献した、と語った。これまで中国本土の聖職者の外国の訪問がはほとんどが巡礼旅行か教育のためのものだった。