【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は7月11日、教皇庁広報部のホアキン・ナバロ=バルス報道官の後任に現バチカン放送局(ラディオ・ヴァティカーナ)とバチカン中央テレビの局長のフェデリコ・ロンバルディ神父(イエズス会)を任命した。ロンバルディ神父はバチカン放送局とバチカン中央テレビ局長職にとどまる。
ロンバルディ神父は1942年8月29日サルッツォ(クーネオ)生まれ。72年司祭叙階。2001年からバチカン放送局局長、05年からバチカン中央テレビ局長。
ナバロ=バルス氏は1984年に教皇ヨハネ・パウロ二世により教皇庁広報部報道官に任命された。同氏は今年11月に70歳を迎えるため、退任願いを提出していた。□
注=これまで「報道担当」として来た職制表記をカトリック中央協議会の「報道官」に合わせます。