【CJC=東京】英国国教会の教区牧師で、聖餐式(礼拝)の内容の検討などに、「ビジュアル・リタジー」というソフトウェアを使用する人が多い。コンピューター上のウイルス対策ソフトとして米シマンテック社の「ノートン・アンチウイルス」製品を入れると、「ビジュアル・リタジー」を、コンピューターに悪影響を及ぼすスパイウェアと誤認することがわかり、英国国教会翼下の出版部門『チャーチ・ハウス・パブリッシング』社は、セキュリティ警告を無視するようアドバイスしている。コンピューター関係の専門ニュースレター『CNET』が報じた。
「ビジュアル・リタジー」には、国教会公認の祈祷書が全部含まれている。教区牧師は、礼拝で行う儀式を選択、聖書朗読の計画、パンフレット制作にこのソフトウェアを使っている。□