【CJC=東京】ロシア正教会は、世界ツアー「コンフェッションズ」の中で、マドンナが十字架のパフォーマンスを行うことを非難、モスクワで9月11日に公演する際にはボイコットするよう信者に要請した。
マドンナ自身はカトリック信徒とされているが、いばらの冠をかぶったマドンナが光輝く大きな十字架に磔にされる場面は、キリスト教を侮辱するものだ、として教会に破門を要求する動きも出たほど。
正教会報道担当のフセボロドチャプリン神父は「この女性が人間の情熱に関する歌をキリスト教のシンボルと混ぜるのはこれが最初というわけではない。自ら十字架にかかるまでになったのは、彼女が霊的な助けを必要としているからではないか」と指摘する。□