【ＣＪＣ＝東京】ロイター通信によると、世界ツアー「コンフェッションズ」を行っているマドンナが８月６日のローマ公演で、カトリック教会から抗議を受けていた十字架のパフォーマンスを決行した。同公演が行われたのは、バチカン（ローマ教皇庁）からわずか１・６キロほどの距離にあるオリンピックスタジアム。マドンナは、教皇ベネディクト十六世を公演に招待したという。
　集まった７万人のファンは、マドンナの歌にあわせて踊ったり、歌ったりして公演を楽しんでいたが、いばらの冠をかぶったマドンナが光輝く大きな十字架に磔にされる場面になったとき、会場は一瞬静まり返った、とロイター通信は報じている。□