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北朝鮮初のロシア正教会会堂がピョンヤンで完成

 【CJC=東京】2003年から建設が進められてきた北朝鮮初のロシア正教会会堂が完成、イタルタス通信によると、モスクワ総主教座の渉外担当スモレンスクとカリーニングラードのキリル府主教が主宰して8月13日、『聖三位一体聖堂』(貞栢寺院)奉献の式典が行われた。会堂建設に貢献した正教会プリモリエ(沿海州)地区とロシア国立極東大学代表や外交団など外国組織代表も参列した。聖堂は04年夏に完成予定、と伝えられていた。
 参列者を前にキリル府主教は、会堂が国内正教会信徒と在住外国人信徒のためのもの、と語り、会堂建設が金成日主席の指導により行われた、と指摘した。
 朝鮮中央通信によると、カク・ポンギ副首相ら政府高官が式典に出席した。朝鮮正教会委員会のホー・イルチン議長は、北朝鮮政府が「教会運営を順調に進めてくれる」とし教会奉献が北朝鮮とロシアとの関係を強化させる、と語ったとも報じている。
 現在、ピョンヤンにはカトリック教会が1カ所、プロテスタント教会が2カ所ある。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2006-08-16T01:00:02+09:00