【CJC=東京】中国内モンゴル自治区当局は福音派諸教会と反体派抑圧の一環として、女性のモンゴル人ウ・グイラン(呉桂蘭)宣教師(50)を強制労働収容所での1年間の再教育処分に、また活動家を収監した、と米国に本拠を置くキリスト教抑圧監視団体『対華援助協会』が明らかにした。
同宣教師は『イジンルオ(伊金霍洛)』旗(地区)で伝道していた。ジンギスカンを崇拝しても無意味であり、神を信じよ、と説いていたという。7月29日に逮捕され、8月5日に強制労働1年の判決が出た。
現地公安当局は「7月以来、ウー・グイランは『イジンルオ』旗で異端をモンゴル人大衆に広めていた」ので逮捕したと語った。