【CJC=東京】教皇ベネディクト16世の指導のもと、教皇の教授時代の元学生たちによる神学研究会が、9月1日から3日までローマ近郊カステルガンドルフォにある夏の離宮で開かれた。バチカン放送(日本語電子版)が報じた。
この研究会は教皇ベネディクト十六世が独レーゲンスブルク大学のヨーゼフ・ラッツィンガー神学教授だった時代から学生たちと始めたもので、教皇がミュンヘン大司教、そして教皇庁教理省長官に任命されてからも続けられていた。
教皇に着座した昨年もイスラム教をテーマに集いが開かれた。今年のテーマは「創造と進化」。今では聖職者や教授・研究者となっている教皇の教え子たちが集い3日間にわたる神学的議論に専念した。