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米国務省、イラン・中国・北朝鮮などの宗教の自由侵害を批判

 【CJC=東京】米国務省は9月15日、世界各国の宗教の自由を取り巻く状況をまとめた2006年度年次報告書を発表した。
 報告書はイランについて、イスラム教シーア派以外の信者に対する投獄や差別が横行しているとして「宗教の自由の尊重が極めて劣悪な状態からさらに悪化している」と非難した。
 中国については「いくつかの分野で厳しい制限がある」とし、家の教会への弾圧のほか、新疆ウイグル自治区やチベットの仏教に対する抑圧なども挙げている。北朝鮮に関しては「真の信教の自由は存在しない」と指摘した。
 毎年報告書に記載している「特に懸念される国」のリストは指定国の選定が遅れ、数週間後に発表するという。□

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2006-09-19T01:28:55+09:00