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米大統領が教皇を擁護する発言

 【CJC=東京】ジョージ・ブッシュ米大統領は9月18日、教皇ベネディクト十六世がイスラム教の「ジハード(聖戦)」を批判したとされる問題で、教皇はその後「真に謝罪している」と述べた。国連総会出席のためニューヨークを訪問していたアブドゥラ・バダウィ・マレーシア首相との会談で語った。
 イスラム社会から強い反発を受けている教皇を擁護した形だが、イスラム社会の新たな批判を招く可能性もある。
 マレーシアはイスラム諸国会議機構(OIC)の議長国。アブドゥラ首相はキューバで開かれていた非同盟諸国会議の首脳会議の際、「教皇は怒りが広がっていることを軽視してはならない」と述べていた。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2006-09-28T02:32:06+09:00