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イラクの死亡者数は衝撃的、と米キリスト教指導者

 【ニューヨーク=ENI・CJC】米キリスト教協議会のロバート・エドガー総幹事は、2003年3月に米国が主導してイラクに侵攻して以来、イラク人死者が60万人を超えたという調査結果に衝撃を受けている、と語った。この調査は10月11日発表された。米軍主導の侵攻がなければ、今日生存している可能性のある人は65万4965人と推定される。
 エドガー総幹事は、「この戦争犯罪実行者は、この数字が巻き添えによる被害だとはもう言えない。責任のない男女、子どもを毎日襲う死と破壊加えられている破壊に真正面から取り組まなければならない」と言う。
 ただジョージ・ブッシュ大統領は、米国とイラクの伝染病学者によって行われた調査を「かなり疑わしい」と反論している。
 調査結果が、メディアによって報じられた公式推定より死者数字がはるかに多かったことは事実。
 調査は、ジョンズ・ホプキンズ・ブルームバーグ公衆衛生学校とバグダッドのアル・ムスタンシリヤ大学によって行われた。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2006-10-17T03:01:55+09:00