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エキュメニカル対話:教皇「キリストにおける完全な一致への歩みを」

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、バチカンで10月27日、『クリスチャン・ワールド・コムニオンズ』(CWC)の会議参加者と会見した。バチカン放送(日本語電子版)が報じた。
 同協会は聖公会、バプテスト、ルーテル派、カトリック教会(代表=教皇庁キリスト教一致評議会)などからなり、主に神学的内容をテーマに、定期的に会議を開催している。今年はローマで会議が開催されていた。
 関係者を歓迎して教皇は、これからも相互信頼のうちにエキュメニカル対話を続けることに意欲を示し、その歩みの中でキリストにおける完全な目に見える一致という目標を見失うことがないようにと呼びかけた。
 『クリスチャン・ワールド・コムニオンズ』は19世紀半ば以来、伝統や信条を同じと認めた諸教派の国際組織と見られ、1957年からは事務レベルの非公式集会が毎年行われている。ただ集会に参加している全教会が『クリスチャン・ワールド・コムニオンズ』を加盟組織と認めているわけでもない。□

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2006-10-31T00:36:01+09:00