【CJC=東京】クリスマス商戦がスタートした米国で、小売り大手ウォルマート・ストアーズが、今年は顧客に店員が「メリークリスマス!」と声をかける風景が見られそうだ、とAFP通信が伝えている。
様々な宗教の信者をかかえる米国では、クリスマスがキリスト教徒の祭りであることから、「クリスマス」という言葉を公に使用することへの反発が高まった。これを受け、ウォルマートなどでは2005年、それまで使用していた「メリークリスマス」を「ハッピーホリデー」という言葉に置き換えた。
これに対し、「カトリック連盟」が逆にキリスト教を差別している、と不買運動を行ったため、今年は「メリークリスマス」を復活させることとした。□