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米民主党オバマ氏が『サドルバック教会』での行事参加に福音派が反発

 【CJC=東京】2008年の次期米大統領選へ出馬すると見られる民主党のバラク・オバマ上院議員が12月1日、カリフォルニア州レイクフォレストのメガチャーチ『サドルバック教会』で行われる、エイズに関する世界会議に出席することで、キリスト教右派などが猛反発している。
 同氏が人工妊娠中絶に賛成していることが反発の理由だが、人気急上昇中のオバマ氏が、これまで右派が支援してきた共和党の地盤を侵食することへの懸念も見られる。
 『サドルバック教会』の創設者で、世界的なベストセラー「人生を導く5つの目的」の著者でもあるリック・ウォレン牧師が、アフリカでの慈善活動の実績などがあるオバマ氏を招待した。
 これに対し、福音派の全米聖職者評議会など中絶反対団体の指導者らが、「オバマ氏の信念は聖書の倫理に反する」と批判の声を上げたもの。これに対しウォレン氏は「福音派だけでエイズと闘うわけにはいかない」と訴えている。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2006-12-05T01:13:38+09:00