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バチカンが米自立団体『コール・トゥー・アクション』の破門確認

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)は、自立団体『コール・トゥー・アクション』のメンバーを破門するという米ネブラスカ州リンカーン教区のフェビアン・ブルスケヴィッツ司教の決定を確認した。
 『コール・トゥー・アクション』は「キリストの教会に損害を与えている」と、司教省長官のジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿が、ブルスケヴィッツ司教へ送った11月24日付け書簡で述べている。
 1996年3月に、ブルスケヴィッツ司教は教区内のメンバー始め、自立グループに属す信徒の破門を発表した。これに対し『コール・トゥー・アクション』ネブラスカ支部はバチカンに撤回を求め提訴していた。
 枢機卿は、司教の懲戒処分が「適切に行われた」と判断したことを司教に伝えた。バチカンは、「この間の『コール・トゥー・アクション』の活動は教理的、教化的立場から受け入れられない見解に立っており、カトリック信仰と相容れない。この団体のメンバーとなったり、それを支援することはカトリック信仰と相容れない」と判断した、という。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2006-12-12T03:59:09+09:00