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台湾聖公会指導者が中国本土を公式訪問

 【CJC=東京】台湾聖公会のデビット・頼榮信主教夫妻ら代表団がこのほど中国本土を初めて公式訪問したことが明らかになった。北京で国務院宗教事務局関係者と会談したほか、11月29日には南京金陵神学院を訪問、教授や学生と交流した。さらに南京、上海で中華基督教協議会や中国三自愛国会関係者と情報交換し、円満な関係の必要性を強調した。
 中国と台湾との緊張関係が続く中で、本土側は宗教団体にも「一つの中国」政策を押し付けており、このほど中国を訪問した世界教会協議会代表団にもその路線が強調されていたことから、今回の訪問が注目される。
 代表団は丁光訓主教(93)を自宅に訪問、また愛徳基金や愛徳印刷所を見学した。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2006-12-12T04:01:46+09:00