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ロシア正教会、在外教会との分裂に終止符

 【CJC=東京】イタルタス通信によると、ロシア正教会(モスクワ総主教座)と在外教会との再一致協約調印が2007年5月17日に行われる。ロシア正教会の聖教会会議が、12月26日決定した。
 アレクシー二世総主教と在外教会の首長ラウルス府主教が、モスクワのクレムリン宮殿内の聖マリア被昇天大聖堂で、教会法的な交わりに関する協約に署名、記念式典を執行する。
 同教会渉外担当のキリル府主教は、「未決着の問題はあるが、形式的なことで些細な問題だお送りと記者団に語った。
 ロシア正教会と在外教会の分裂は1917年のボリシェビキ革命による共産主義政権の成立にまでさかのぼる。ロシアの教会は、政権の厳しい監視下に置かれ、国外、特に米国の教会は分裂、自立を余儀なくされた。□

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-01-01T22:45:02+09:00