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米宗教記者が選ぶ2006年十大ニュース

 【CJC=東京】米宗教記者会の会員が恒例の2006年十大宗教ニュースを選定した。デンマークの新聞が開祖ムハンマドの風刺画を掲載したこと、教皇ベネディクト十六世が故国ドイツを訪問した際、「ムハンマドがもたらしたのは邪悪と残酷さだけだ」とするビザンチン帝国のマヌエル二世パレオロゴス皇帝の言葉を引用したことには、各地でイスラム教徒の抗議デモが発生、イスラム圏各国政府からも反発の声明が出るなど、宗教間の抗争を予感させる事件に記者たちが反応、それぞれが1、2位を占めた。
 米宗教記者会の十大ニュースは次の通り。
(1)イスラム教の開祖ムハンマドの風刺画に抗議噴出
(2)教皇ベネディクト十六世の発言にイスラム教徒が怒り
(3)米聖公会、同性愛主教支持めぐり分裂の危機
(4)大衆伝道者テッド・ハガード牧師、性的不品行で辞任
(5)中間選挙でキリスト教保守派に逆風
(6)中東で宗教がらみの武力抗争激化
(7)児童射殺犯にアーミッシュ社会は許しの姿勢
(8)「ダビンチコード」上映めぐりキリスト者の意見二分
(同)同性間の「結合」の是非で混乱
(10)幹細胞研究をブッシュ大統領が拒否 □

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-01-09T03:02:08+09:00